まわりの時間的見通しを持って自分のことは自分で決められるようになりました。ひらめきが自発的に湧き出ます。
イメージが豊かになってあそびの中でさまざまな「みんなの中の自分、みんなと一緒の自分、でも自分は自分」
ほれぼれする主体的な子どもの育ちです。
なんと100を超える大収穫。小さな子どもたちにも分けてひとり一つずつ持って帰りました。
子どもたちが大好きな絵本が700冊以上あります。ブックマミーのお母様方が時々修理して下さって、大切に受け継いでいます。借りた絵本を棚に収めてくれるのは年長の当番。「一年生になってぼくたちがいなくなった後はよろしくお願いします。真剣に耳を傾ける年中組も「大丈夫だよ」と張り切って引継ぎました。
今年度の年少、年中、年長組、全員で集まる最後の日、温かなメッセージやプレゼントを交換し「いつもあそんでくれてありがとう」「困った時助けてくれてありがとう」「げんきでね」一緒に過ごした日々をふり返りました。
庭のおかめ桜が満開になりました。高校の体育館をお借りして保護者の方2名の列席の元、卒園児48名が卒園式を迎えました。初めての場所でも堂々とした晴れ姿でみごとな足跡を残していきました。式後、保護者の方が作成した思い出のスライドショーを大スクリーンで楽しみました。
皆様のおかげで卒園式を挙行できましたこと、心より感謝申し上げます。
すみれ組「ブレーメンのおんがくたい」
声をあわせ力をあわせみんなと一緒に劇をつくりあげました。
ちゅうりっぷ組「おむすびころりん」
ともだちとイメージを共有し、役になりきって劇あそびを楽しみました。
みんなからほめられてとてもうれしそうでした。
皆張り切って演じました。
雪の降りつもる中、自分のかさをおじぞう様にかぶせてやるおじいさん。
心の奥底の温かさが子どもたちの劇から伝わってきました。
小道具の扱いや、どうしたら本物に近付けられるか、知恵を出し合って創り上げました。
おじぞう様が重いたわらをかついだり、街の人々の演技にも魅了されました。
「くねくねしたくらげの踊りに近付けたいね」「長いうなぎにみえるにはどうしようか」
自分の役割の自覚をも持ち、劇をみんなで工夫する楽しさを味わいました。
困ったことを自分たちで解決する自立心の育ちが見られました。
力をあわせて強いまぐろを追いはらう「スイミー」のテーマを体感させる劇でした。
「私が守ってあげる」「大丈夫」と気丈な子が友だちをかばいます。あまった豆を力いっぱいなげつけます。そうこうしているうちに、鬼は退散。”エイエイオー”の掛け声とともに、鬼を追い払った晴れやかな気分が漂いました。さあ、いよいよ立春。新しい春を迎えましょう。